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大竹寛子 個展

“HANA SAKU EXHIBITION”

Date :
March 28 - April 4, 2021 11am-5pm
Place :
4-6-17 GINZA Chuouku Tokyo 6F ICHIKA salon

(日本語) 私がモチーフとして扱う蝶や花に重ねるイメージは、常に流動的な現在の瞬間です。
幼虫から蛹になりやがて蝶へと姿を変化させていく完全変態。蕾が膨らみ、花が咲きやがて枯れてまた種ができるという循環。この様な自然の流動的な摂理の中にこそ真理があるのではないかという思いを作品を通して表現しています。
蝶はギリシャ語で“Psycheプシュケー”呼吸や息を意味し、転じて生きること、そして心や魂を意味するようになったといわれています。その言葉のもつ意味を解釈し、蝶を魂の象徴として、変化や成長の象徴として、また流動的な時間や揺らぎの象徴象徴として記号化させ画面の中に登場させています。
蝶が完全変態をしながら成長していくように、私自身も蝶を描きながら変化し続け成長していきたいと思っています。
今回展示させていただいているブルーの蝶のシリーズ”Psyche”は、東日本大震災の後に描き始めたシリーズです。震災で亡くなった方の魂(Psyche)、たくさんの悲しい想いが浄化されて、希望に変わりますように、という願いを込めています。
震災から10年という節目の年にこの様な素晴らしいチャリティーイベントに出品できることを嬉しく思っております。

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